第3章 ハーフボンゴレリング
「もしかしてすんげー高級な指輪だとか?」
「確かに値のつけられない代物だがそれだけじゃねーぞ。
長いボンゴレの歴史上この指輪のためにどれだけの血が流れたかわかんねーっていういわくつきの代物だ」
「ひいい何それーー!! まじかよ!!
ロン毛の人もってってくれてよかったーっ」
ゾッとしたのちすぐにホッとした表情を見せるがディーノはいやに笑ったままだ。
「それがなあ……ツナ……」
「?」
「ここにあるんだ」
「え゛え゛ーー!!?」
「!!」
さすがのリボーンでも驚きを隠せなかったようで同様がにじみ出ていた。
「な……なんでーー!!?
だってリングは奪われたはずじゃ……」
「こっちが本物だ」
「え!? じゃあさっきのは……?」
「オレは今日このためにきたんだ。
ある人物からこれをお前に渡すように頼まれてな」