第3章 ハーフボンゴレリング
「大丈夫かツナ!」
「いったい何なんすか? 奴は?」
「二人とも!!」
傷だらけながらもツナを心配して二人が駆け寄ってきた。ツナは二人の姿を確認できたことに内心ほっとしていた。
「お前らの戦闘レベルじゃ足手まといになるだけだ。とっとと帰っていいぞ」
「!」
「!」
「リボーン何てことを……!!」
「行くぞ」
「わっ、わっちょっ……おい!!」
リボーンに一蹴された二人に背を向けどんどんリボーンは歩いていきツナはそれに慌ててついていく。
「本当はあいつらも感じてるはずだ」
「!?」
「あれだけ一方的にコテンパンにされてはらわた煮えくり返ってねーわけがねぇ。ほっとけ」
「…………」
ツナはリボーンに何も言い返すことなくディーノとの約束の廃業になった中山外科医院に向かった。