• テキストサイズ

【REBORN!】感情的な螺旋【*裏*】

第1章 嵐の予感


「で」

レヴィが口を開いた。

「ボスはなんと仰ったんだ」

「ハッ、なんともクソもないねぇ。いきなり呼びつけたと思ったら日本に行けってさ。
ほら、沢田綱吉。ボンゴレ10代目候補の? アイツの様子を報告しろってね。
まったく……私はヴァリアーでも何でもないのに」

「私はルイーザのことをヴァリアーの一人だと思ってるわよ」

「あーやだやだ、ルッスーリア、そんなこと言わないで。ただのヴァリアー関係者なだけよ……」

スペルビ・スクアーロ、ヴァリアー作戦隊長で雨の幹部、私はアイツの妹。関係なくはないけどヴァリアーの一員でもないし。

……でもそんな文句は好待遇の前では塵屑同然。報酬は弾むし、ヴァリアーの保護下にはある。

ただね、XANXUS様は人遣いが荒いねぇ……。人が断れないのを知ってすぐ無茶なこと言うんだから……。

「さて。私はそろそろ行くよ。出国の仕度をしなきゃならないからねぇ。じゃあ、兄さんによろしく」

「いってらっしゃ~い♪」

「二度と帰ってくんな」

「お゛い、クソガキ」
/ 39ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp