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猫の世界~ラーシェノーザ~

第16章 氷の恐怖


ルミナス「なんという事だ!!」

ルミナスは声を上げた。

ルミナス「ドエル王国の皇子殿下と皇女様に出会えるとは、なんたる光栄!ふぅむ、確かに、話通りの美しさだ」

言われて、一同も改めてサクラとアオバを見た。
アオバは、炎のような赤い瞳、筋肉質な体、誠実そうな顔。
サクラの、あどけなさが残るとろんとした二重瞼、長いまつ毛、兄と少し色が違う恒星のような赤い瞳。
この二人は、あと2、3年したら多くの異性を魅了することだろう。

ルミナス「いやぁ、さぞかし、お二人の主も立派な方なのでしょう」

その瞬間、その場の空気が微妙なものになった。
だが、それに気づかないルミナスは、マコとマナを見ている。

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