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猫の世界~ラーシェノーザ~

第16章 氷の恐怖


ルミナス「ひょっとして、そちらの白猫さん、あぁそれとも、こちらの三毛猫さんですかな?」

押さえきれない笑いを、懸命に飲み込みながら、マコが

マコ「違いますよ、この猫です」

と言いながら指さす先に居るのは…
気絶から目覚めていない、アヤカだ。
ルミナスは、一瞬フリーズした後

ルミナス「いやいやいやいや!!ご冗談を…!」

だが、ルミナスは見てしまった。
アヤカの首にかかっている、トランプのダイヤのような形の金色の鈴を。
そして、アオバとサクラの鈴の形も、同じ物だということを。

ルミナス「…う…うそ……」

ルミナスは絶句。
確かに、ルミナスの気持ちもわかる。
アヤカは、服はみすぼらしく、毛と肉球はなんのケアもしていないためガサガサ。
寝ている姿勢も悪い。
ちなみに今は、「むにゃむにゃ…」と言いながら、服の下から太股をかいている。
服の中が見えて、だらしがないったらもう…
状態なのである。



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