第16章 氷の恐怖
ササミ達と出会った町を離れ、西に向かって歩き出した一行。
そこで、奇妙なものを発見する。
アヤカ「……なんだ?アレ」
ナコ「こっちは晴れてるのに、向こうは曇っているのですね」
ナコの言うように、こちらは雲一つ無い青空なのに、1km先は暗い曇天だ。
ヨル「誰かの術とかですかね?」
ヨルが首を傾げると
オレオ「とにかく行ってみようぜ」
とオレオが言う。しかし、そこまでは結構な距離がある。
リム「皆さん!こういう時は──」
とリムが言うと、アオバ、サクラ、ナコ、オレオはニヤリと笑って
「「飛ぼう!!」」
と一緒に叫んだ。