第2章 朝
ハゲオ「あ、起きました?」
いやはや、相変わらずの変わりよう。アヤカもすっかり呆れながら
アヤカ「お前、なんでいつも同じパターンしか無い訳?あ、そっか。頭ハゲてるから、わからないのか!ゴメンゴメン。気づかなかったわ~(笑)」
アヤカの暴言に怒りを抑えながら、ハゲオは
ハゲオ「……………王様から招集がかかっています。」
アヤカ「だーかーらー!!!」
そう言うが早いか、アヤカはハゲオの足を掴み、ぶん投げた。
ハゲオ「あ~………………」
キラーン、と空の彼方へ飛んでったハゲオを見て、アヤカは
アヤカ「お前の死は無駄じゃ無いよ。」
と、笑顔で言った。
(お前に永遠に会わなくて済むからな。フハハハハ……)