第8章 アルムの強さ
アヤカ「じゃあ、皆の属性を調べてみるか。………と、その前に、アルムはどれくらい強いんだろうな……試してみるか!」
師匠からもらった、アルムを調べる小石をポケットから取り出す。
アヤカ「今から、これをランダムに投げるから、目を閉じて、気だけで止めてみて。」
マナ「ねぇねぇ、アヤカちゃ~ん。気だけで止めるってど~すれば良いの~?」
アヤカ「けっ、そんなことも分からねぇのか………って、すみません。あたしが悪かったです………(汗)」
さすがにアヤさんがキレたもようで、凄い形相で弓矢をあたしに向かってかまえてくる。
アヤ「………分かればよろしいのです。(ニコッ)」
マコちゃんも、マナちゃんも、顔がひきつっている。
(………この猫は怒らせちゃダメだな……。)
そう、決心した。