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猫の世界~ラーシェノーザ~

第4章 出会い


彼女が振り向くと、さっきまでのとぼけた雰囲気とは違う、禍々しい雰囲気が辺りに立ち込めた。

薄紫色の目は妖しく光り、鋭い爪や、白く光る牙に全員顔が真っ青。

しかし次の瞬間、彼女の目がパアッと輝き、一輪の花へ駆け寄ると

マナ「こっ、この花は初めて見た~!なんて花だろ~♪」

と、さっきの邪悪な感じはどこへやら、すっかりおバカになっている。

(でも、今の感じどこかで………)

……深く考えるのはよそう。




本能的に、そう思う。
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