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猫の世界~ラーシェノーザ~

第16章 氷の恐怖



昔のあたしは、先生と手を繋ぎ、歩いていってしまった。
映像が途切れ、一瞬暗くなった。
天国から地獄へと、一気に突き落とされたように。

再び明るくなると、今度は違う映像だった。先生の作ったサンドウィッチを、笑いながら食べている。


『先生!これ美味しいね!』

『それは良かった。今度は、ラーメンを作ってあげますよ』


ほんとに!?やったぁ!!

無邪気に喜ぶあたし。
それを見て笑う先生。

ぱたっと映像が暗くなった。

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