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【松】終身名誉班長とマフィア幹部と汚職警官から逃げたいんです

第2章 汚職警官おそ松



「え!? ナノちゃん、俺の心配してくれるの? すげー嬉しい!」

「いえ、今この瞬間にもチ○コがもげて死んで欲しいと心より願ってますが」

「俺を思ってくれてありがとー! 恋の成就の瞬間だなー!」

「聞けや人の話」

「でも大丈夫! やるときは、ちゃんと自分の逃げ道を確保してから実行するからさ。
 まあマフィアさん相手だから、楽じゃないだろうけど」
 あはははーと、気楽に笑う。
 ……おそ松さんは、ワイロを受け取るだけの小物警官と思いきや、狡猾で抜け目が無い。
 噂ではその悪どさと頭の回転の速さを見込まれ、マフィアからスカウトが来たことがあるとか。 

「で、俺は自分のことは自分で何とかするけど、君はどうかな?」

 班長の愛人ってだけじゃ、身を守るには弱いかなーと嘲笑。

「協力してくれるよね? 聞き取り調査」

 私の肩を抱き直し、おそ松さんは頬にキスをする。

 それは質問という名の命令でしかなかった。

 …………

 …………

 おそ松さんが選んだ資材置き場は、作業員が使う通路に近い場所だった。
 ゴウンゴウンと作業場の機械の動く音、ベルトコンベアの振動、ゆっくりと回る巨大な換気扇の騒音。
 そして私は隅のコンテナの裏側で、おそ松さんにイタズラされていた。
「はあ……あ……や……っ……」
 私の手を壁につかせ、作業服をまくって胸をださせ、ズボンを足首まで下ろさせ、おそ松さんは好きに私を触っている。

「可愛いよ、ナノちゃん」

 でもやせすぎー、と言いながら後ろから抱きしめ、胸だの秘部だのを愛撫する。

「触らな……で……ぁ……やだ……あ……っ」
 感じるのも悔しいのに、変な声が勝手に出る。

「ほらナノ。変な声を出さない。何か変なものを持ってないか身体検査しないとね。
 ほら、ここも調べるから足をあげて」

 耳たぶを噛み、首筋を舐めながら言う。
 いや、聞き取り調査がなんで身体検査になってんの。
 でも片足を抱えられ、秘部が大きく晒されると、羞恥心で顔が真っ赤になる。

「や……やだ……やめ……ひっ……」
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