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【進撃の巨人/リヴァイ生誕祭】②どんな世界でもあなたを想う

第4章 二人で幸せに・・・









私は上機嫌に彼を迎えて「誕生日おめでとう!」と声を掛け、
すぐにプレゼントを渡す。


「これリヴァイが欲しがっていた最新式の掃除機!
いつも家を綺麗にしてくれてるリヴァイに日頃からの
感謝の気持ちだよ!」

「・・・あぁ、もしかして誕生日プレゼントってやつか?」

「えぇ、そうよ。多分リヴァイは洋服とか装飾品は
喜ばないと思って・・・。・・・もしかして、そっちの方が
良かった?」


何故かリヴァイがあまり嬉しそうではないように見えて
不安になって尋ねると、彼は静かに笑いながら首を横に振る。


「いや・・・これは欲しかったから服とか何かより嬉しい。
ありがとうな」

「良かった!今日ご馳走用意したから早く食べましょう」

「あぁ」


二人で食卓につき、用意した食事に舌鼓を打ちながら
他愛もない会話をしていると、不意にリヴァイが真剣な顔をして
押し黙った。

その姿に不安を覚え、私は「どうしたの?」と声を掛ける。


「・・・おまえには悪いがやはりあの掃除機はプレゼントとして
受け取りたくはねぇ」

「えっ!?」


やはり選択ミスだったのかっ!?
あんなに欲しそうにCM凝視していたのにっ!?
じゃあ、やっぱり服とか指輪とか時計とか、
そういう雰囲気にあった小洒落た物が欲しかったのだろうか、
と私は頭の中が混乱した。





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