【進撃の巨人/リヴァイ生誕祭】②どんな世界でもあなたを想う
第3章 記憶
「え?何々?イレーネってリヴァイに嫌われてるとか
思っちゃってるのっ!?」
ハンジの声に過去の記憶から意識を浮上させると、
思いっきり呆れた顔をされていた。
「え・・・だって、リヴァイによく『ゴリラ女』とか
『クソ女』とか言われるし・・・」
そう答えると何故かエルヴィンとミケからも呆れたような
溜息を零された上、ハンジに爆笑される。
「ありえねぇーっ!!あんなにわかりやすいのに
嫌われてるとかありえねぇーっ!!」
「え?え?何で?」
訳が分からず混乱していると、笑いを引っ込めたハンジが
色々教えてくれた。
「リヴァイが何で中佐一派と揉めて撃たれたか・・・
イレーネには伝わってないんだね」
「どういう事?」
いきなり中佐の話が出てきて更に困惑していると
「実は・・・」と真実を伝えられる。