• テキストサイズ

【HQ】陽のあたる場所へ

第6章 これから


翌日、私たちは昨日負けたから、月曜日の今日は普通に学校で授業だ。
でも、私は今仙台市体育館の前にいる。

朝は普段通りに家を出たから、もちろん制服だ。
「蛍にはバレるかなぁ、繋心にバレなきゃいっか」
学校を休んで、準決勝と決勝を見に来た。


決勝戦は、青葉城西 対 白鳥沢学園

青城は強い。
どんな攻撃もすぐに対処するし、選手達が常に考えて動いている。

でも、そんな青城をも上回るのが白鳥沢だ。
エースの牛島若利、彼ただ一人に勝てないだけで、試合に勝てない。
青城の練り上げられた強さに対しても、力ずくで点を取っていく。

今までの練習とか、経験とか、策略とか、全部力だけでへし折っていく。そんな感じの強さ。

結果は25ー22、25ー23で白鳥沢のストレート勝ち。



結果だけ確認して、私は学校へ向かった。
/ 109ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp