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【ツキプロ】篁志季と私の8日間

第1章 S


志季さん…なんでここに…。

「あっ。あの…」

その時スっと差し出されたのは回覧板だった。

「あー、回覧板。ありがとうございます」

そう言うと、志季さんは淡々と、

「ああ。どういたしまして。」

と答えた。

さすがに会話はこれしか出来なかったが、出会えたことが嬉しかった。
私がドアを閉めようとしたその時…。

ガンっ。





「ちょっと。いいか?お前のソレ…」
急に服を掴まれた。
志季さんが私に近づく。

「ななな!なんですか?」
私は身体全身が熱くなるのを感じた。

滑らかに私の服をなぞってくる。

「や、やめてください。」
やめてほしいのに、考えてる以上に身体は抗って、静止させようとしない。考えてることが実行されていなかった。

「もぅ、けーさつ……呼びま…す。ぁ、はぁっ!」

この人はいったい何をしてるの??
意識が遠のきそうだった。

「あ、取れた。」
志季さんがようやく発言した。
取れた?ナニが!?

それは…
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