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調査兵団は今日もまったりです

第5章 時間じゃないが、全員集合



午後八時





「そろそろ、か」

コンコン

「開いている」

「……」

現れたのは長い付き合いの彼。
その左腕には猫が抱かれている。

んな~

「"ミケ"猫も一緒か。よく来てくれたな」

渋い顔のまま一言も発しないミケは、ゆっくりと猫を下ろすとそのまま床を睨みつける。

「そう怖い顔をするな。ほら」

小さめのグラスに酒を注ぎ手渡せば、今度はそれを見つめ黙りこむ。

「……聞きたいことが、あるんだろう?」




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