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調査兵団は今日もまったりです
第3章 小話
まだほの暗い早朝。
一体どんな生き物か、見当もつかない程の凄まじい鳴き声が調査兵団敷地内に響き渡った。
そしてその声は、何日かのうちに【兵団七不思議】へ加えられることとなる。
何しろ、声を聴いたある者は不眠に陥り、ある者は幻覚・幻聴に苛まれ…
暫くの間、実に様々なトラウマを植えつけ多大なる人的被害をもたらしたのだ。
「ふむ…、"ミケ"は今日も元気そうだな」
そう、ただ一人を除いて。
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