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調査兵団は今日もまったりです

第2章 ミケとミケと気になるあの人


「あーーー!わかった!!!」



叫び声に、視線が一斉に集まる。
その中心にいるゲルガーの表情は、いつになくすっきりしていた。



「あれだよ、あれ!三角関係!」



その一言に、場にいる全員が瞬時に固まる。
ただ一人を除いて。



「え?誰と誰?」

「うぉぉおおおい!天然かよ!!!」





ミケは一つの確信を持って彼女に尋ねた。

「カリン、猫の名前は?」

「あの…ミケ君、です」



(あぁ、これか…エルヴィンとナナバの言っていたのは…)

ミケは緩く頭を振ると、そっとため息を吐いた。




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