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調査兵団は今日もまったりです

第2章 ミケとミケと気になるあの人


(それにしても…)

ミケは横目でカリンの姿を捉える。

風呂…そう思えば、無意識のうちに首筋へと鼻を摺り寄せていた。

スンスン

(あぁ…いい匂いだ)

だが…

(風呂あがりのせいか?いつもより柔らかいような…)

「あの、分隊長…?」

周りでは『いつものアレね』というように、誰も驚かない。


ぶみゃ!

突然の抗議の声。
皆に囲まれていた猫がカリンへと歩み寄る。


「…なんだ」

むにゃー!

目を釣りあがらせ、彼女の足元からミケを睨み付ける。


(……威嚇か?)




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