• テキストサイズ

調査兵団は今日もまったりです

第2章 ミケとミケと気になるあの人


コンコン

『どうぞー』


ノックの後、入室の許可と共に扉を開ける。

そこには和やかに事務仕事に勤しむ部下達の姿。


「今帰った」

「お帰り、って正装。久しぶりだね。似合ってるよ」


ナナバら班員総立ちで出迎えられ、ミケは抱えていた紙袋からそれぞれに土産を手渡す。


「……?いないのか?」

「あぁ、うん。今日はちょっと早上がり」

「そうか」

(ならば、後で渡すとしよう)


さてまずは着替えて、と振り返ろうとしたミケに衝撃の一言が放たれる。


「ミケとお風呂だよ」


「…は?」


今頃はゆっくり湯船に浸かってるのかな。

などと、のんびりひとりごちたナナバに、言われた本人は放心寸前。




自分と風呂?

今頃は湯船?

浸かってる?






/ 101ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp