【ハイキュー!!】happy ignorance R18
第2章 what is lost is lost
「と…る。とおる…。あぁ…。」
流石にここまで推し進めれば和奏もかすかな抵抗なんかより、快楽に夢中になる。
俺以外の誰かが、この乱れた和奏を見たと思うと…心の奥底から仄暗い感情が溢れてくる。
ぐちゅぐちゅと俺の指を受け入れている和奏の秘処…。
ここに…誰かのモノを受け入れたののだろうか。
俺が大切に15年以上守って来た…和奏に。
目の前が暗くなる。
彼女になるまではセックスはしないという俺の中のルールなんて、とっくに崩壊していた。
「和奏、今日…誰かともこんな事した…?」
自分のモノを和奏にあてがい、ゆっくりと挿入する。
ヤバ…ッ。
気持ち良すぎて、イきそうになる。
ずっと夢見てきた和奏との行為だ。
でも、その幸せな気分は一瞬でぶち壊される。
「ひゃ…あぁ…、なん…で。知ってるの…?」
和奏も、俺の質問なんて聞き逃してくれれば良かったのに。
それを言うなら、俺があんな質問しなければよかったんだけど…。
最悪の予想が事実に変わった。
和奏の処女はどこの誰かもわからない奴に奪われたんだ。
舞い上がりそうな程最高の気持ちと、泣きそうな程最悪な気持ちが俺の中で生まれて…ぐちゃぐちゃと混ざって…吐きそうだ。