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【ハイキュー!!】happy ignorance R18

第2章 what is lost is lost


朝練が終わるまで少し時間があるが、今日は日直なので早めに教室に行かなきゃいけない。

1人切り上げて、体育館を後にする。
最後に皐月を一目見ようと振り返るけど、別のところで仕事をしてるのか見当たらない。

俺、間も悪いのか…。

部室のドアを開けようとすると、中で何かが動く気配を感じたので、思わずゆっくりと扉に隙間を作って覗く。

スパイ映画かよ…って自分でツッコんでいたけど、すぐにそんな事吹き飛んだ。

…嘘だろ。

目の前の出来事が信じられずに、何度かまばたきを繰り返してしまった。

だって…こんなの予測出来ないだろ。

まさか、気になっている部活のマネージャーが、
朝練中に抜け出して…部室で自慰にふけっているなんて。

「あっ…あぁ…。」

押さえているつもりなのか、それでも漏れている声がエロ過ぎて、ドアの隙間から目が離せない。

ベンチに座って、服の中に手を入れて…。
はだけていれば…と考えずにはいられないシチュエーションだ。

あれは…本当に皐月なのだろうか?

いや、ってか、ここ外だから、他の奴に見つかったら俺が変に思われるだろ。。。

ふと悪い考えがよぎる。

でも…別に誰の物とも、まだ聞いてはいないし。

そもそも、見つかるような所でやってる皐月が悪いだろ。

副主将としては注意するのが当たり前だ。

それに、どうせ俺は皐月の眼中に入っていないんだから…このまま諦めるくらいなら。

1分もかからずに腹が決まった。
今度はそっとなどではなく、バタンと部室のドアを開けて中に入った。
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