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【ハイキュー!!】happy ignorance R18

第2章 what is lost is lost


side 菅原 孝支

1年が入部してきて1週間。
部活もかなり活気に溢れている。

今年の1年は中々の当たりだけど、俺の中での1番の大当たりはマネージャーで入ってくれた皐月 和奏。

ちょっと見た事がないくらいの美少女で、田中なんかは皐月を見るのも恐る恐るだ。

しかも、バレーの強豪校である北川第一でマネージャーをやっていただけてあって、マネージャー業もキビキビこなしていて、清水も助かると言っていた。

何だか、それだけだと近付きがたい雰囲気に伝わってしまうが、皐月は仕事をお願いしてもニコニコ対応してくれ、話し掛ければケラケラと笑ってくれる。

正直…騒がしい奴が多いバレー部において、皐月は俺の癒しだ。

でも、一つだけ気掛かりな事がある。

「あっ、蛍君!ドリンクだよ。そろそろ水分補給だと思った。ピッタリのタイミングでしょ?」

「確かにピッタリだけど…ドリンクなんて別に手渡しじゃなくても置いといてくれれば飲めるから。」

「えへへ。どういたしまして。」

「僕の話、聞いてた?」

月島にニコニコとボトルを差し出すその様子…。
そして、2人だけ何故か下の名前で呼び合っている状況…。
あの2人…付き合ってるんだろうか?

恋に落ちて1週間で早速失恋の気配がしている。
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