【ハイキュー!!】happy ignorance R18
第2章 what is lost is lost
side 及川 徹
ブーッブーッとバイブ音で目が覚める。
起床時刻まで1時間もあるけど、発信相手の名前を確認すると一気に覚醒する。
「おはよう、和奏。ずいぶん早起きだね。どうしたの?」
何事かと思って慌て出るが、電話の向こうの和奏の吐息が聞こえた瞬間にホッとする。
「と…おる。こんな時間にごめん…なさい。でも…あの…。」
困ったお姫様だ。
「どうしたの?遠慮せずに言ってごらん。」
「あの…ね、イカせて…下さい。」
電話越しだといつもより近くに聞こえて…いいね。
俺自身のものも朝立ちでは説明が付かないような状態になっている。
「すぐ行くよ。自分で…ちゃんと続けててね。」
んーっと伸びを一つして布団から起き上がる。
1週間前にお風呂場で初めて和奏を絶頂させた。
それから、朝でも、食事の準備中でも、入浴中でも…
時間があればあるだけ和奏をイカせている。
どうせなら、ギリギリまで和奏とイチャイチャ過ごしたいから制服に着替えて行こう。
そう思って制服に手を伸ばした時に、思わず昨日の和奏を思い出して笑みが零れる。
昨日、和奏に自慰の方法を教えてあげた。
顔を真っ赤にして恥ずかしがりながらも、俺の教える通りにしっかり足をM字に開いて乱れる和奏…。
あー、早く本当に俺のものにしたくてたまらない。
じゃないと、流石の及川さんも我慢の限界だよ。