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FF15 同時時期の婚約発表

第11章 Chapter11


首相との会談は明日でわかる。

メールの返信をする。

『明日にアーデン、私、首相と会談をする予定だからそれで結婚式がいつになるか分かると思うよ』

アーデンがいない。

仕事?

散歩?

私は部屋を出てキョロキョロすると、廊下にでもいたのだろうかアラネアが話しかけてきた。

アラネア「どうしたの?」

アリス「アーデンは見かけた?」

アラネア「宰相? 知らない見かけてないよ」

探しに行こうかな、でもオルティシェは道が入り組んでて探すのは難しそうだなぁ。

アラネアの横を通り過ぎて私は、ホテルのロビーまで行くとアーデンはいない。

アラネア「外に出たのかもね」

いつの間に後ろにいたのだろうか?

外に出て花屋さんに聞いてみた。

アリス「ちょっと聞きたいんですけど」

花屋「はい、何でしょうか?」

アリス「帝国の宰相見かけてませんか?」

渡し船の方を指して言う。

花屋「先程船の方に行くのを見かけました」

アリス「ありがとうございました」

頭を下げて船の方に行って、渡し船の兄さんに聞く。

アリス「帝国の宰相見かけてませんか?」

船お兄さん「それなら、私が先程マーゴのお店に送りましたよ帝国の宰相何て追いかけない方がいいですよ」

するとアラネアが口を挟む。

アラネア「この人は宰相の婚約者だから、追いかけるのよ」

船のお兄さんは頭を下げて言う。

船お兄さん「大変失礼いたしました、船を出しますのでお乗りください」

船に乗ってマーゴのお店に向かう。

10分後にはマーゴのお店に着いた。

アーデンとレイブスが二人でカウンターで何かを話している。

マーゴ「おや? 宰相の婚約者とアラネア准将じゃないか」

マーゴの方に振り返ってニッコリとして言う。

アリス「久しぶり、アーデンに用事があって」

マーゴ「そこにいるからどーぞ」

近づいてアーデンとレイブスは何やら書類を見ている。

なんだろう?

アリス「アーデン? 何を見てるの?」

驚いて後ろを振り返るアーデンとレイブス。

アーデン「アリス? どうしたの?」

せっかくの休日なのに、アーデンと過ごしたい。

アリス「アーデンと過ごしたかったから」

アラネア「可愛い婚約者だね」

暗いから分からないけど、アーデンの顔が少し赤いような。

レイブスはアーデンに何か小箱を渡した。
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