第13章 花火大会
また走り出す、けれども飛空挺は追いかけてくる。
プロンプト「あの飛空挺さアラネアじゃないね」
アリス「アラネアは赤だもんね」
プロンプト「レイブス将軍かな?」
広い草原でレガィアを止めて、プロンプトは武器を取り出す。
飛空挺は私達の目の前で地上に降りて扉が開く。
出てきたのは。
???「プロンプト君は帝国を敵に回すの? それともグラディオかな?」
この声? アーデン?
会いたかった人だ。
プロンプト「そうじゃない、俺はチャンスを逃したくないグラディオに聞いたんだアーデンお前なんか嫌いとアリスが言ってたのを聞いて俺はアリスを連れ出して・・・」
私はアーデンに駆け寄ってた抱きついて言う。
アリス「仕事ばっかりで、構ってもくれなくてでも、こうやって迎えに来てくれてこの前はごめんなさい」
アーデン「いいよ、俺こそごめんね。 プロンプト君分かった?君が入る隙なんて無いって」
プロンプト「よーく、分かりました俺は帰るね」
体を離してプロンプトは車の方へと行ってしまった。
すると両頬を掴まれて、アーデンの方を向けさせれる。
顔が近づいてきて。
キスをされた。
長いキスを。
帝国へと帰り
一ヶ月後
私は食事中に吐き気がしたのでトイレに行く。
医者曰く『妊娠二ヶ月』
それをアーデンに伝えると喜んでいた。
アリス「今私幸せだよ」
アーデン「俺もだ」
笑い合ってキスをしようとしたら、アラネアが入ってきた。
アラネア「エロ宰相これ仕事です、三日も溜まってるんですけど」
アーデン「置いておいて、アリス」
抱きついてきた。
アリス「アーデン仕事は?」
アーデン「ちょーっとだけ休憩」
アラネア「そのちょーとだけの休憩いつ終わるんですか?」
本当だよ。
でも今は甘えてもいいよ。
この幸せの時間がいつまでも続きますように。