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FF15 同時時期の婚約発表

第10章 Chapter10


部屋の鍵を開けたプロンプトは、私と一緒に中に入ろうとした瞬間にアーデンが後ろから話しかけて来た。

アーデン「プロンプト君? 俺の婚約者と一泊しようとして何をするつもりなのかな?」

振り返ると殺意のが見える。

固まるプロンプトに対して、イリスはため息をついて言う。

イリス「アリス変わって部屋」

アリス「いいの? じゃんけんの意味は?」

イリス「兄さんと一緒の部屋以外ならいいの」

そうだったんだ。

けれどもアーデンと一緒の部屋で良かった。

アーデンと共に部屋へと向かう。

二つ離れた場所の部屋。

中に入り荷物を降ろしてアーデンはベッドで横になる。

アリス「運転お疲れ様」

近づいて話しかけるけど、返事がない。

寝てしまったのだろうか?

するとノックがされて、ドアの方に行き開けるとグラディオ、イリス、プロンプトが立っていた。

プロンプト「遊びに来たよ」

中に入るとプロンプトはアーデンに話しかける。

プロンプト「アーデン一緒に写真見ない? ノクトの結婚式の写真参考になると思うよ」

アーデン「眠らしてくれ、昨日寝てないんだ」

イリス「アリスは見る?」

アリス「見たい」

花で飾られた階段に、ルーナの白いウェディングドレス。

あれ? この写真ルーナ水色のドレスになってる二次会?

アリス「この写真は?」

プロンプト「これはね、二次会でルーナ化粧直しに行ってからの写真だよ」

イリスは笑いながら言う。

イリス「この後友人代表で、プロンプトが台詞が棒読みでガチガチだったんだよ」

プロンプト「もー笑うことないじゃないか」

そっか友人代表とか選ばなきゃいけないんだ。

アリス「友人代表イリスやってもらえるかな」

イリス「もちろんと言いたいけど、ノクトがやってくれるよ」

ノクトも来てくれるの? だって敵同士だよ。

アリス「敵同士じゃない」

イリス「その前にアリスの友人でしょ? プロンプト、グラディオ、イグニス、ノクト、ルーナは結婚式行くって言ってたよ」

そっか友人かぁ、嬉しい。

プロンプト「帝国では誰が出るの?」

アリス「さぁ? アラネア、レイブスとか?」

イリス「皇帝、オルティシェの首相とか」

そうだったその面子を忘れてた。

アリス「多分その面子は出るんじゃないかな」
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