第2章 Chapter1
あなたの幸せを願って
このネックレスを大切に保管してました。
もし、私達がいなくなったら肌に離さずもってなさい。
きっと神が力を与えてくれるでしょう。
それだけが書かれてる。
アリス「何だかよく分からない手紙でしょ」
シドニー「ううん、素敵な両親だね」
確かに手紙だけの、内容を見ればそうかもしれない。
両親が死んで
肌に離さず持ってて。
何かあるのだろうか。
それともただのネックレスなのかも分からない。
しばらくして、シドニーが電話をした。
ハンターを探して欲しいと言ってる。
アリス「ノクト達平気かな」
シドニー「大丈夫だよ」
夕方頃には四人は疲労して帰ってきた。
アリス「お疲れ様、皆私はやっぱり戦いたい」
武器召還も出来るし。
アリス「だからお願い」
イグニス「危ない時には、助けを求めろ」
イグニスは賛成してくれた、皆はその賛成に仕方が無い様子だ留守番してるだけなんてヤダ。
モービルキャビンで今夜は泊まることになった。
次の日
車でガーディナ渡船場に向かう途中で、時間は昼の十時を回っていた。
プロンプト「そろそろ休憩しない?」
ノクト「賛成」
パーキングが見えてきて、ホテルと食事が出来るところが見えてきた。
ホテルの近くで車を止めると、アンブラと言う名前の黒い犬が吠えてノクトが気が付いてしゃがむ。
ノクト「アンブラ」
アンブラ「ワン(ルーナから届け物だよ)」
この犬喋った?!
いや声が聞こえたような気がした。
ノクトは何かを貼って何かを書き、アンブラの背中にノートを乗っけて言う。
ノクト「待たせて悪いな」
アンブラは何も吠えない。
午後の3時頃には、ガーディナに着いた。
綺麗な景色で、ノクト達もゆっくりと歩く。
食事処だろうか、テーブルがたくさん並んでる。
定員「ようこそガーディナへ」
前の方から灰色で、帽子を被って髪は赤色の髪の長身の男が話しかけてきた。
???「船出てないってさ、停戦の影響かな」
私達の横を通り過ぎると、コインを投げてきた。
???「それお小遣い」
私はそれを、キャッチしてノクトもキャッチした。
二枚も?
ノクト「帝国停戦記念コイン」
手のひらを広げるとコインではない。
何これ?
シンプルな指輪
銀でできたシンプルな指輪