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FF15 同時時期の婚約発表

第8章 chapter8


クスっとルーナは女の子らしく笑う。

今度はブーケ投げ。

イリスに受け取ってほしいなぁ。

プロンプト「俺欲しいブーケ」

グラディオ「バーカ次の花嫁だろうが」

ブーケが投げられる。

イリスは体を動かす。

他の人もわさわさ動く。

私はその場から動けない。

受け取る気もない。

私の上空を飛んで来た。

すっと私の手元に落ちる。

グラディオ「おっ、今度はアリスか?」

イリス「いいなぁ、誰と結婚するんだろう?」

プロンプト「えっ? 決まってるじゃん」

イリス「兄さん?」

首をかしげる。

イグニス「帝国の宰相」

イリス「なんでー、交流でもあったの? ナンパされたのって帝国の宰相だったの?」

そっかイリスは私とアーデンの関係を知らないんだ。

時間が過ぎて夕方

結婚式も終わって、規制線の側まで行くとアーデンがいた。

アーデン「楽しめた?」

アリス「うん、ばっちり」

イリス「はじめまして、イリスと申します」

アーデン「はじめまして、アーデン・イズニアです」

観察するように眺めるイリス。

イリス「へぇこの人がアリスちゃんの婚約者」

先程事情を話したばかり。

なんだろうアーデンがそばにいると落ち着く。

アーデン「アリス行こう、俺昼飯食べてないからお腹すいて」

アリス「またねイリス」

イリス「またね」

規制線の外に出て街を歩く。

アーデン「そういえば、その花ブーケだよね?」

アリス「うん、私の手元に落ちて来た」

アーデン「当たってるかもね」

お洒落なイタリアンのお店。

席は定員さんが椅子を引いてくれた。

メニューを眺めるアーデン。

余った椅子にブーケと鞄が置いてある。

アリス「ねぇ? 私ルーナよりも綺麗花嫁になれる自信がないの」

アーデン「自信ねぇ、着てみれば自信つくよ」

そんなもんなのかな。

アリス「そんなもの?」

アーデン「そうだよ、何食べる?」

ピザ、ラタトゥーユ、サラダ、パスタが出てきた。

どれも美味しい。

お店を出てアーデンは私の方を向いて言う。

アーデン「これから、忙しいよアリス」

仕事?

アリス「仕事? また忙しいの?」

アーデン「結婚式の準備、記者会見にラジオ収録それから会場の打ち合わせ、カメリア首相との打ち合わせ、やるとはいっぱいあるよ」
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