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FF15 同時時期の婚約発表

第8章 chapter8


アラネア「第一宰相今夜は遺跡の調査と会議で、明日の夜まで仕事掛かりますよ」

アラネアは歩き出してしまう。

アーデン「またね、ノクティス王子の結婚式楽しんでおいで」

行ってしまった。

アーデンも行けると思ったのに。

プロンプト「そんな残念そうな顔しないでよ、第一帝国の宰相が王都の結婚式なんて出れないよ仕事なくても」

そうだよね、アーデンはインソムニアを壊滅させた本人だもん。

王に顔向けなんてできないよね。

それでも出てもらいたいよ。

携帯を握りしめる。

肩に掛けてある紙袋の紐が垂れ落ちる。

プロンプト「そんなにアーデンに出てほしいの?」

アリス「みんなと仲良くなってほしい」

プロンプト「連絡してみれば?」

でもこれから遺跡に向かうんだし。

携帯で電話してる場合じゃ。

プロンプト「最近のアリスってさ、アーデンばっかり目で追ってるよね前はグラディオだったのに」

プロンプトの表情をみてると悲しそう。

アリス「今でも・・・」

言葉に詰まる。

プロンプト「グラディオが好きって言える? 今でも」

アリス「私はグラディオのこと・・・・」

あれ? 前は心臓がこれだけでもドキドキしてたのに。

ぽっかりと穴が開いたみたいに。

ドキドキしない。

プロンプト「聞くのやーめた、俺たちは帰ろう」

家に帰ってきて、夜ご飯を一人で食べて。

風呂に入って。

テレビの前のソファで横になってテレビをつける。

ニュースが流れてる。

アナウンサー「それでは次のニュースです、明日に行われるノクティス王子とルナフレーナ様の結婚式についてですが、一般人の立ち位置は禁止とのことです、王都の城の前では既に規制線が貼られてる模様です。 続きましてお天気の方です・・・」

テレビを消して携帯を見つめる。

いつのまにかアーデンに電話をかけていた。

出ない。

レイブスに掛けてみようかな。

レイブス『もしもし?』

すぐに出た。

アリス『ねぇ? 今夜会議って、レイブスも出たの?』

レイブス『はぁ? 会議? 何のことだ? 宰相は今書類の整理で部屋にこもってるが、電話変わろうか?』

アリス『お願い!』

レイブス『待ってろ』

しばらくして、レイブスの声とアーデンの声が聞こえる。
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