第5章 chapter5
ノクト達は立ちがってイグニスが言う。
イグニス「アリス俺達はこれから、マーゴって言うお店に行くんだがアリスも来るか?」
時刻を見ると13時
アリス「それじゃあ、みんなとさい・・・」
ノックの音がして、グラディオが出る。
グラディオ「はい」
ドアを開けると、ホテルの従業員さんだ。
ホテル従業員「ここにアリス様いますか?」
私は入り口に行くと従業員さんは言う。
ホテル従業員「良かった、いらしゃったお連れ様が戻って来るようにと言伝をお預かりしてます」
どうしよう。
アリス「じゃあ、言伝お願いできる?」
ホテル従業員「はい、なんでしょう?」
アリス「友達と出かけてるからから19時には戻るって伝えてくれる?」
ホテル従業員「畏まりました、言伝お預けしました」
ホテルを出て行くとプロンプトが話しかけてきた。
プロンプト「ねぇ? お連れ様って宰相のこと?」
アリス「うん」
船に乗ってマーゴのお店に着く。
カウンターまで行くとおじいさんがやっていた。
マーゴ「やぁ、ノクティス様御一行と・・・帝国の宰相の婚約者様ですね」
ノクトはマーゴさんにこの国の情報を聞き出すと、昨日会った首相が話しかけてきた。
首相「有名人が来てるって聞いてね」
マーゴ「へぇ耳のいいことだ」
ノクトの方を向き直して言う。
首相「お疲れのとこ失礼するわ、私はカメリア・クラウストラ」
イグニス「ノクト彼女はアコルドの首相だ」
イグニスの言葉を無視をして話す。
首相「アコルド政府は今神巫を保護してるんだけど帝国が身柄を引き渡せとうるさくてね」
そんなこと初耳。
アーデン一言もそんなこと言ってない。
もしかして、仕事って身柄を引き渡せと交渉?
ノクト「へぇ」
ノクトあっけらかんとしてるし。
首相「うちもタダで動くつもりもない、取引をしない? ルシスの『王様』答えは官邸で聞くわ邪魔したわね」
そう言って行ってしまった。
ノクトは再び、マーゴの方を向き直す。
マーゴ「分かりづらいだろう? だがあれでも意外と誠実な人間でね」
プロンプト「そう・・・なんですか?」
マーゴ「なにせ、船旅の疲れがあるだろう? 街の宿でまず休んだらどうかな?」
ノクトは疲れたように言う。
ノクト「そーするわ」
ホテルに戻る。