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FF15 同時時期の婚約発表

第3章 Chapter3


子供の可愛い誘いを断れない。

イグニス「じゃあ、明日に俺たちは王の墓所に向かうからアリスはタルコットとデートしてくれ」

みんなの役に立たないのかな。

アリス「でも一人だけ遊んでるのも」

グラディオ「これも、立派な役に立ててるぜ」

ポンと頭に手を載せられる。

私なんだか顔が熱い。

夜になって、ホテルでイリスと話していた。

イリス「アリスは今日どこに行ってたの?」

アリス「えっと・・・・」

普通に言ってもいいのかな。

アリス「待ってて」

風呂場に携帯を持ち込んでアーデンに電話を掛けた。

通話音は鳴るんだけどなかなかでない。

もう切ろうかな。

忙しいのかな。

アーデン「もしもし?」

少し疲れてる様子。

アリス「お忙しいところ電話してごめんなさい」

アーデン「用件何? 手短にお願いね」

アリス「あの今日のデートのこと、イリスっていう友達に話してもいいですか?」

アーデン「少しなら、用件はそれだけなら切るよごめんね仕事が忙しいから」

電話を切って風呂場から出ると、イリスは私の方を見ていう。

イリス「誰と話してたの?」

ベッドに腰掛けて話す。

アリス「私が話していたのはね、アーデンさんって言う人でその人と街を歩いてたの」

イリス「それって恋人? でもアリスちゃん兄さんが好きなんじゃ」

首を横に振って答える。

アリス「アーデンって言う人はたんなる、ナンパだから知り合い程度」

イリス「でも電話してるってことはイケメン?」

イケメン? いや中年おやじに見えたけど。

アリス「グラディオほどのカッコいい男性はいないよ」

顔が熱い。

イリス「顔が真っ赤になってる」

顔に手を当てると熱い。

アリス「本当だ、顔が熱い」

イリス「私はアリスちゃんの恋を応援してるよ」

首縦に振るう。

次の日

朝ノクト達を見送って、私は横にいるタルコットに話しかけた。

アリス「今日はどこに連れってくれのかな」

タルコット「まずは手を繋ごう」

差し出された小さな手。

手を繋ぐとタルコットは、私を引っ張って行く。

広場で焼き鳥を食べた。
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