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【血界戦線】紳士と紅茶を

第6章 悪夢の後日談


※R18









 寝台が激しく揺れてる。いや、揺れてる……揺さぶられてるのは私か。
 あまりにも激しいから、ベッドごとバラバラになっちゃいそうだ。

 贅を尽くしたベッドの上で、全裸の獣が交わっている。

「クラウス、さん……気持ち、いい……もっと……」
 胸を揺らし、髪を振り乱しながら、求めた。

「ああ、君の……望む、ままに……!」
 雄は雌の求めに応じ、さらに激しくに突き上げる。

 熱い。貫かれるたび、全身を征服されてるみたい。
 手加減なしに抱かれてるという事実。ただそれだけで、濡れてくる。

「あ、ぁ、あ……!」
 何度目かの絶頂感と共に、内に生温かいものをぶちまけられた。

「はあ、はあ……」
 大きく胸を上下させ、一息つくけど、

「……まだだ」
 抜きもせず、足を抱えられ、
「ひっ!?……あ、クラウス、さ……っ……!」

 間髪を入れず太い雄に奥まで抉られ、収まったと思った熱が復活する。

「あっ……、ゃ、あ、ぁん……! やだ、そこ……はぁ、あ……」
 限界まで足を開かされ、恥ずかしいところを全部見られて、みっともなく泣き叫ぶ。

「カイナ……情熱的な君は、本当に、愛らしい……」

 クラウスさんも身体を打ち付けながら、うわごとのように愛をささやいてくる。

 私たちは離れまいと固く抱きしめあい、キスを交わす。

「くらう、すさ……激し……ぅあ……ぁ……っ」
 視界がチカチカする。

「……あっ……」
 腕を引っ張られたかと思うと、仰向けになったクラウスさんの上にまたがされた。
「や……ぁ……ああっ!!」

 重力と、散々注がれた精液の滑りで、規格外のブツを一気に根元まで受け入れさせられた。

「っ……あ……おっき、……や……、あ、あ……っ」
 すぐ腰をつかまれ、下から凄まじい勢いで上下させられた。

「!……やだ、あ、……奥に、当たって……」
 ペニスが内側に猛烈に擦れ、そのたびに気持ち良くて、頭が溶けていく。

「あ、ぁ、あ……っ!」

 ぐじゅ、ずりゅ、と変な音が響く。精液と愛液の入り交じったモノがこぼれる感触。
 クラウスさんの身体に手をついて必死に自分を抑えるけど、また絶頂が……。

「……あ……やだ……もう、がまん、でき……!」

 瞬間に、何度目かの精が内側にほとばしり、私は身体をのけぞらせ、声を上げた。


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