第4章 異変
クラウスさんの下着越しに、フ○ラを頑張ってみる。
「……っ……ん……」
ちょっと変わったことをしてみようと思っただけなんだけど。
実際やってみると布が唾液を吸って、やりにくいなあ。
でも刺激はあるのか、一生懸命口を動かしてると、口の中のモノは次第に大きくなっていく。
ただ口が疲れてきた。やっぱ止めようかなあ……。
クラウスさんはというと、なだめるように私の頭を撫で、
「頼む……言うことを聞いて大人しくしてくれたまえ」
自分こそ反応してるクセに! さっき私をからかったくせに!
ちょっとスイッチ入り、もう一回咥え直す。もっと深く、より強く舌先で刺激する。
根元から先端まで舐め上げ、指先で下まで撫で上げた。
「……っ……!」
クラウスさんが身体を少し震わせる。私を撫でる手に、ちょっと力入ってきた。
同時に口の中のモノも十分に熱くなってる。
荒い息づかいが上から聞こえる。
うわ! デカい手が私の襟元に触れる。
「カイナ……熱そうだ」
まあ実際に熱いっす。下半身、コタツの中だし電熱器の近くだし。
ちょっと汗出てきたかも。
クラウスさんが、片手でパジャマの襟元のボタンを外す。
そして首元から彼の手が入り込んだ。
「ん……っ……」
いや、なぜ真っ先に背中のホックを外す。指で背中を撫でるな、そこ弱いんだから!
「……ん……」
でも私の喉から出るのは悩ましげな声。
あ。何か『味』が変わった。ちょっと苦い。先走り、出てきた?
もうサイズも口の中に収めるには厳しくなってる。
でも反応してくれるのが嬉しくて、つい頑張ってしまう。うう、舌が疲れる。
「カイナ……無理をしなくていい……」
言葉と裏腹に、クラウスさんの声は苦しそう。
そろそろイキそうかな?
さらに刺激してやろうと、下着の前開きの部分に舌を忍ばせ、直に舐めた。
「――っ!!」
クラウスさんが、グイッと私のパジャマをつかんで肩を露出させた。同時に手を伸ばし、数個のボタンを外してきた。
ホックが外れたブラが、前に垂れ下がり、胸があらわになる。ちと寒い。
「……っ……!」
クラウスさんは片手で頭を撫で……いやこれ、撫でてる手じゃ無い。
「……!? げほ……っ……」
突然、顔を離された。
そして息つく暇もなく、荒いキスをされた。