• テキストサイズ

Love Distorted 【気象系BL】

第1章 嫉妬狂乱




翔「じゃあそれが楽しみで早く起きたの?」

雅「そうそう、そういう事♪」

翔「ホント小学生みたいだな」

2人はそう言って笑ってた。

…なんで、なんで。
俺とは飲みに行ってくれないのに、相葉さんとは行くの?

どうしていつも、俺だけは見てくれないの…。

胸がきつく苦しいほどに、軋む。

潤「みんなおはよ、なんの話してんの?」

雅「気になる〜?」

潤「そりゃあ、ね…楽屋の外まで声聞こえたもん」

翔「…げ、怒られたりしないといいけど」

智「それはないでしょ、翔くん」

突然、あの人の声が聞こえて、更に胸が締め付けられる。

どうして、潤くんと一緒のタイミングなの…。

雅「2人はなんで一緒?」

相葉さんが俺も気になっていた事を
2人に聞いていた。

その言葉を受けて俺も、ゆっくりと2人に
目線を向ける。

潤「なんでって、たまたまそこで会っただけだけど?」

本当にそれだけ…?
なんにも嘘ついてないよね…。

そう思って、智の顔を食い入るように見つめてしまった。

そしたら嫌でも智と目が合うわけで。

智「ニノ、顔怖いよ?」

「えっ…あ」

みんなの前では『ニノ』と呼ぶ彼に、
その時は少しチクリとした。

俺は慌てて顔を笑顔にして、ごめんって
謝った。

みんなにまで迷惑をかける訳にはいかないから。

翔「ニノ、大丈夫…?」

相葉さんと潤くんと智が話し始めた時
翔さんだけが俺を見てくれた。

…どうして、貴方じゃないの。














/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp