第1章 嫉妬狂乱

「きょ、今日だけ…なら」

翔「ああ…」

俺は翔さんの要望に頷いた。
考えてみたら、智だって今頃…潤くんと楽しんでるはずなんだ。

俺じゃなくて潤くんと。

それにもう身体は熱を持ってしまった。
…1回だけだから許して。

一体俺は、誰に許しをもらおうとしているのか。

「…は、あ、ぁ…っ」

翔「かず身体熱いね…」

「ぅ、ん…だって、ぁ、風邪ひいてるから、あ」

翔さんは、俺の着ていたシャツを脱がせると
俺の乳首に舌を這わせた。

生暖かい翔さんの舌の中に、乳首を
吸われると身体中からぞわぞわと快感が呼び起こされる。

「は、んっ、…はぁ、っう、」

翔「身体、だるい？」

「う、ううん、良いから…続けて」

熱にうかされて、自然に涙が溢れてくる。
それに口からは唾液まで。

翔「かず、だらしないよ…ぐっちゃぐちゃ」

「あ、あ…っ、んく、ふ、」

そんな様子の俺を見て、翔さんが
俺の口の中に指を2本入れてきた。

「ふ、ぅ…ん、あふ、っ」

俺はだらしなく自分の唾液で翔さんの指を濡らしてしまう。

上半身は、胸をさらけ出して、乳首は
さっきまで翔さんに遊ばれていたから、蜜で濡れてる。

それに下半身だってもう…。

翔「ねぇ、欲しい？ 欲しいって言って？」

「あ、ぅ…ほ、欲しいっ、しょ、さんの…っ、」

翔「かず、ありがとう」

「あ、ん、やっ…は、ぅんっ、」

翔さんは俺の言葉を聞くと、俺の下着ごと
取り払い、俺の滾ったイチモツを口に含んだ。

「あ、あぁっ…汚、いよ…っ、」

翔「汚くなんてない、全部綺麗だよ」

「ひ、んっ、あ…や、ん」

こんな事されたの初めてかもしれない。
いつも前戯なんてされた事なかったから…。