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君は僕らの光

第5章 昨日母の手がお腹に当たって「ごめん胸に当たったね」と謝られた





「あぁ!な、名前ですか!!いや~あまりにも急だったからちょっとびっくりしちゃってー」


仮面野郎は少し焦ったように弁解したあと何か考え込むように黙りこんでしまった・・・


・・・なんで答えねぇんだ?
・・・何か後ろめてぇ事があるってことなのか・・・

沖「…どうしたんでぃ?・・・やっぱり名前が言えねぇような理由があるってことかぃ」


仮面野郎はまた焦りだした後、何か思い付いたようなポーズをとり喋りだした


「・・・じ、実は自分捨て子で・・・・・拾ってもらった家の人には、必要以上の会話や、家から出ることは禁じられていて・・・ずっと名前は必要なかったんですよ。」


少し言葉を詰まらせながら話し出した仮面野郎


沖「・・・じゃあなんであんたは今ここに一人でいるんですかぃ?」

「あぁ・・・それはつい先日家主さんが亡くなって。その隙に逃げてきたんです。とりあえず今は外の世界を知っていくことから始めようと思いまして。このお面もその家の人に見つかったら面倒だからつけてるんですよ。」



沖「・・・なるほど、そうなんですかぃ」











半分嘘で半分本当って所ですかねぇ・・・

それにしてもこんなに感情が全部顔・・・というか全身に現れるやつ早々いねぇですぜ・・・



しかし、嘘をついて名前を隠したってことは何か裏が有るってことなんですかねぇ・・・









あっ、そうだ

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