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金髪排球彼氏との甘い日常

第3章 オレンジ色






帰る直前
まためんどくさい事が...



蛍「手、抜いてあげよっか」

日「なんだとぉぉお!!!」


自「本当に子供だな...」


遠くからブツブツと嫌味を投げかける蛍を見る
さっきの翔陽くんが半袖半ズボンでぴょんぴょんしている

寒そ...

あの黒髪背でかいな...


てか寒いはよ帰りてぇ...



蛍「行くよ」

自「あいあい...
あ、翔陽くん蛍がごめんね〜
はい、これあげる、風邪ひかんように気をつけてね」

日「あ、ありがとうございます!」

蛍「...!」

自「そんな怒んなよメガネノッポさん」


バレー好きなくせになんでこんなに本気になるのが嫌なのかはもう分かってる

蛍の手を握ると握り返してくれて眉間によっていたシワが少し無くなる

忠と別れて蛍の家に一緒に帰る


自「機嫌、直った?」

蛍「あまり」

自「本当、馬鹿なんだから」

蛍「うるさい...」


ガチャ

蛍「はい」

自「おじゃましマース」


玄関の電気をつけようとスイッチに手を伸ばすとヌッと後ろから腕が伸びてきてホールドするように抱きしめられる



自「びっっくりした...とりあえず電気付けたいんだけど...(笑)」

蛍「うん」


スルスルとコートの中に腕が入ってきて素肌に手が触れる


自「っっめた!!!
手が冷たいって!」

蛍「...っ」


チュッチュッとこめかみにキスが落とされる

ドサッっと後ろでなにか音がしたかと思ったらスカートの中に手が入ってきて下着の上から揉まれるように触られる


自「...うっ...ぁ...ちょっとまって...!
ここ玄関だし!
風呂!とりあえず風呂!」

蛍「...チッ...」

自「舌打ちすんな」
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