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【HQ】キミ色オレ色
第7章 勉強とクロと私
「綾菜!お弁当箱!俺の!」
これは文と言うのか?
ただ、単語を並べているだけだ。
なんて考えてると、突然肩をポンポンされた。
私は、なんの反応もせずに光太郎の対応をする。
「ごめんね。お詫びにコンビニでなんか買って帰るよ。
お弁当は頑張って食べるから。
あと、漢字頑張って。」
「おう!じゃあな」
その言葉を合図に、スマホから、ツーツーと音が出てくる。
私の隣にいたのは、さっき私の肩をさわったであろう、クロだった。
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