第22章 信頼
「ちっせーおっぱいだな。」
「まぁでも綺麗じゃね?」
嫌だ、怖い。ここから逃げたいのに、逃げることが出来ない。助けを呼ぶことも出来ない。
そんな時、胸を形が変わるくらいに触られた。
「痛い、やめて!離して!」
私が必死に伝える言葉は、相手を怒らす材料にしかならない。
頬を思い切り叩かれ、思い切りつままれる。
「そんな言葉聞きたい訳じゃねえよ。黒尾先輩のこと考えながら、嘘でもアンアン叫べよ、気持ちいって、イきそうって叫べ。」
私は必死で叫んだ。
できるだけ早く終わるように。
だけど男達の行動は、終わるどころかどんどんエスカレートしていった。
スカートを捲られて、ショーツを脱がされていく。
すると、男達はナカを解すわけでもなく、急に突っ込んできた。
別に、ナカを触られたいわけじゃないけど、ものすごく痛いんだもん。
だけど、痛いと言ったらもっと酷いことをさせられる、と分かってしまっているから、気持ちいいとかアンアン叫ぶことしか出来ない。
…そんな自分が本当に嫌だ。