第9章 ドキドキだらけの1日を・・・
クロがくれたお土産をカバンに閉まっていると、背後からすごい視線が…
私はクロの方を向こうと視線を動かすと、公園の入口でこちらを見ている男性。
私は思わずクロの袖を強く引っ張る。
…なんでだろう…助けてって声が出ない
怖いのに…早く逃げ出したいのに。
そんな私に気づいたのかクロは私の手を引き、裏口から公園を出ようとすると、後ろから空いていた右手首を掴まれた。
「ねぇ、どこ行くの?」
「…」
男性の…京治の声に答えることが出来なかった。
私はクロに手を引かれていたのでそちらに行こうとするが、京治から握られる手が強すぎて動けなかった。