第9章 【小説じゃなくてごめんなさいネタだよっ★2】
「そんなにオレにされんの、嫌?気持ちよくない?」
「ち、が……違う。嫌じゃない、けど……あの可愛いジャンにこんな…………な、舐められて気持ちいい、とかっああもう恥ずかしすぎるし罪悪感が半端ない!死にそう!本気で今すぐ消えたい!!」
「ワーオ、ようやくトゥーナの本音が聞けたわ。つーか恥ずかしいって……なんだ、ンなことかよ…………じゃあヤメてやんね」
「え」
ジャンにしてみれば自分を受け入れない理由がそう大したものじゃない事がわかって万々歳、なら押して押して押し倒して諦めるしかない既成事実を作ってやろうとヤル気はさらに増すばかり。
はからずもゲームで言うならイベント成功、スチルゲットおめでとう☆トゥーナさん的には嬉しいのか困るのか悩ましい展開へ。
「もっと気持ちよくしてやるよ」
「ひぁっ……や、だ、やっ、ぁ、ん」
ぷっくりしてきた秘豆を舌で優しく嬲られ、強い快感から思わず逃げようとするがその腰の動きさえ逆にジャンの手助けになるようで、結局そのまま愛撫され続けビクビク体を跳ねさせながら軽く一回イッてしまう。
大きく胸を上下させて息を整え……たいのに、今度は入り口に指先をちゅぷちゅぷ埋めそうで埋めない絶妙な強さで前後になぞられ、イッたばかりで敏感になっているのもあり疼きに堪えられず腰が揺らめくのを止められない。そんなトゥーナを見て興奮から舌舐めずりするジャン。
「えっろ……ナカに欲しい?オレのゆーび」
「ぁ、ん……ほし、い」
「んー?トゥーナ、どうしてほしいって?わかるように言って」
わかりきっている台詞をあえて本人の口から聞きたいジャンカルロ・ブルボン・デルモンテ、ヤりたい盛りな至って健康的すぎるイタリア男25歳。
今まで想像するしか出来なかっただけに「我慢ナニソレ、ガムより美味い?」他の4人を気にするどころじゃない、なにしろ幼い頃から(反抗期と思春期により離れた時期はあったものの)ひたすら想い続けてきた愛しい愛しいトゥーナが、目の前で甘い声をもらし自分を求めているのだ。そんな姿に口端がニヤついてしまうのを自覚しつつも自制はせずに、ごくりと喉を鳴らして唾を飲み込みエロ心全開で突き進んでやんぜ!とか思ってもやっぱり大切にしたい気持ちはあるワケで。