〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第76章 純華溺愛恋情論《後編》❀明智光秀❀
「嬉しい、光秀、さん……」
「痛くはないか……?」
「大丈夫です…こうして一つになれて幸せです」
(美依……)
それは、俺の台詞だ、美依。
お前と一つになることなど……
夢のまた夢だと思っていた。
見守ってやる事が、俺の役目だった。
そう思っても、この手で華咲かせたいと…
一回でも思ってしまえば、止める事は出来はしない。
ずっ……ぐちゅんっっ!!
「っあぁぁぁっ……!」
ゆっくり引き抜き、奥を突き上げると。
美依は俺にしがみつき、嬌声を上げた。
もう───………
止められはしまい。
俺の色に美依を染めるまで。
純白の華を、この手で咲かせるまで。
────純華ヲ溺愛スル恋情ハ、コノ胸二
ぐちゅっじゅぷっ…ぱちゅんっぱちゅんっ……!
「ぁっぁあぁっ…光、秀、さんっ……」
「美依っ…ぁっ…美依っ……」
「はぁっ…ぁっ、すき、ですっ……!」
「……っ、舌を出せ、美依っ……!」
「んんっ……」
奥を貫き、中を擦り上げて。
何度目かも解らない、口づけを交わす。
舌先も、重なり合う肌も。
全て溶け合って、輪郭も曖昧になって…
二人蕩け合いながら、焦げていく。
おまえの肌は温かいな。
そして、甘くて、柔らかくて……
最上の幸せに、満たされていく心地がする。
「美依、もっと、深く……!」
横になる美依の片脚を上げさせ、お互いの脚が交差するように真っ直ぐ貫くと、さらに深部まで届いた。
甲高くなる、美依の啼き声。
そうか、深い場所が好きなのだな。
そう思い、奥深くに当たるように、腰を動かせば……
次第に誘われる吐精感。
美依を俺色に染める瞬間だ。
他の誰でもない、この俺が。
愛しいお前に、白濁を注ぎ込む。
どれだけそれを夢見たのか。
この手の中で咲いてくれと……
叶わぬ願いだった、想いが今。
こうして、実を結ぶ時が訪れたのだ。