〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第76章 純華溺愛恋情論《後編》❀明智光秀❀
「ぁんっ…ぁあぁっやぁっ……!」
ちゅっ…ちゅぱっぴちゃっ……
吸い付いては離し、舌先でチロチロ嬲り。
そのままパクリと咥えては、飴玉を転がすように口で遊ばせたり。
赤い小粒の実は、愛撫すればするほど、いやらしく尖って形を変える。
どうやら、よほど気持ちイイらしい。
弄ってやれば、美依は艶めかしく腰をくねらせ…
甘い啼き声を漏らして、涙目になった。
「ほう…随分色っぽい顔も出来るものだ」
「はぁっ…そんなに、しちゃ、やっ……」
「イイ…の間違いだろう、美依。嫌なら、何故こんなに反応するんだ…ここは」
「……っやん!」
今度は指で摘んで、くりっとこねる。
華奢な肩を大袈裟に跳ねさせて……
何故、こんなに可愛らしい反応をするのか。
中途半端に着物が脱げているのも、変に興奮するし。
見え隠れする赤い肌、触れれば触れるほど熱を上げ、今まで見た事のない『女』の姿が曝け出されるのは、堪らなく愛しい。
(……そして、絶え間なく欲情する)
胸を弄る手は、だんだん躰を這い、胸の谷間から、かろうじて腰紐が結んである腹を通り……
俺は、跨る脚の中心に手を忍ばせた。
そこは襦袢で隠れて、直視は出来ないが……
中をまさぐって、その濡れた中心を探し当てると、美依はびくっ!と腰を震わせた。
「…っあ……!」
「ほう…随分熟してると見える、熱いな」
「ぁっあっ…ゆ、び……!」
ぬちゅっ…ちゅくっ……
指を割れ目に沿って動かせば、熱い蜜がねっとり絡んでくる。
感じている、美依はこんなに。
そう思うだけで、背筋がぞくぞく疼く。
その濡れる美依の顔を間近で見て、蕩けた表情に、また煽られ欲情して。
雪の中に咲く華は、こんなに淫らだ。
極彩色で蜜を垂らして、蝶を誘って。
そして囚われたなら…二度と抜け出せなくなる。
「美依…もっと口づけろ」
「んんっ……」
そして喘ぐ声すら閉じ込めるように、唇を奪ってしまえば……
耳にはいやらしい水音だけが届き。
それはまるで脳内を侵食するように行き渡り、俺の『男』の部分をも高ぶらせていくのだ。