〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第72章 君しか見えない-繋-❀伊達政宗❀
「…っん……!」
美依が小さく息を詰める。
まるで押し返されそうなくらい、中は狭く……
グネグネと波打って、指をきゅうきゅう締め付けてきて。
(まぁ、誰もまだ通ったことが無いしな)
美依の顔を見ると、痛そうな様子はない。
慣れさせるためにも、俺はゆっくり指を動かし、中を擦りながら抜き差しを始めた。
「ぁっあっあっ…んっふっ……!」
「どうだ、痛くはないだろ?」
「痛くない、けどっ…なんか、変な感じ……」
くちゅっちゅぷっ、ちゅぷっちゅぷっ……
狭い狭い美依の中を、丁寧に解す。
同時に中の美依のイイ部分を探して、内壁を優しく押したり。
と、少しザラっとした膨らんだ場所に触れると…
美依はびくんっ!と腰を跳ねさせ、またさらに中を締め付けた。
「やっ…そこ、だめっ……!」
「ん、ここか…お前の感じる場所」
「ぁっあっ!ゆび、だめぇぇ…っ!」
そこに触れれば触れるほど、中からは蜜が溢れて指に絡む。
俺は執拗にそこを中指で擦りながら、親指では蕾もくりくりと弄り始めた。
くっちゅくっちゅっ、ちゅくっちゅくっ……
「ぁんっぁあっ!まさっ…んやぁっ……!」
「ほんと可愛いな、お前…そんなにイイか」
自然にくねらせている腰が、色っぽくて参る。
蕾を指先で弾くと、そのたびに甲高く啼いて。
中のイイ部分と蕾と……
同時に攻められるのが、どうやら堪らなく気持ちイイらしい。
美依は感じやすいし、果てたばかりだし。
このまま手淫だけでも、また気をやるだろう。
(でも、これ以上は少しだけお預けな?)
また美依がふるふると痙攣しだしたので……
俺はそこで愛撫をやめ、指を抜いた。
よく解れたと思うし、美依も感じてるし。
そろそろ『俺自身』も気持ち良くなりたい。
「あっ…まさ、むねっ……」
「……っ」
物欲しそうな美依の顔。
足りませんみたいな……
途中で快感を奪われ、少し寂しげなその表情は。
俺をクラっとさせ、無けなしの理性を崩そうとしてくる。
俺は自分を落ち着かせるように、一回ふぅっと息を吐くと。
美依に覆いかぶさり、不敵に美依を見つめた。