〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第7章 聖なる夜に煽れる溺愛を ❀石田三成❀
くちゅぅっちゅぷっちゅぷっ…ちゅくちゅくちゅく…
「ぁあっ…ぁ…やぁっ…ぁあぁっ…んっっ」
さらに指を抜き差しする速度を早め、美依を絶頂に追い込んでいく。
美依は甲高い悲鳴を上げ。
そして、身体を震わせながら、どんどん蜜を零す。
美依の顔を間近で見ながら……
ああ、色っぽくて綺麗だな。
場違いにもそう思って、嬉しくなる。
「三成、くっ…だめぇ…もぅ、ぁっぁあっ……!」
「果てそうですか…?淫らに絶頂を迎えてしまうんですか?こんな場所で……可愛いですね」
「ぁあっ三成君…三成くっ…ぁあぁぁ……っっ!!」
────ビクンッッ!!
美依が思いっきり仰け反り、腰をしならせて、そのまま果てた。
首を反らして肩に頭を預けてくるので、その顎を掴み、傾けさせてその唇を塞ぐ。
半開きの唇からは、果てた後特有の甘く荒い息が、直接唇を通して流れ込み……
脳内までクラクラするような感覚を覚えた。
「……神様が見ているんじゃなかったかな」
ちゅっ…と音を立て唇を離し、苦笑まじりに言うと。
美依は蕩けた顔で視線を向けてきて。
やがて、むくっともたれた身体を起こして振り返ってきた。
「三成君って、意外とさ……」
「はい?」
「意外と…悪魔だよねっ……普段天使なのに」
「…おっしゃる意味がよく解りませんが……私だって貴女を愛する、ただの男ですよ」
「うー……なんか卑怯だ」
「貴女こそ卑怯ですよ?そんな潤んだ煽情的な目で見てきて……私をどれだけ煽るんですか」
まぶたにそっと口づけ、少し拗ねたように美依の顔を覗き込む。
美依もまた、拗ねた子供のようにむくれて……
その表情が今まで乱れていたとは思えないくらい、無垢で愛らしい。
(本当に美依様は、表情豊かで可愛らしい人だ)
そんな事を思っていると。
美依によって熱せられた、己の昂りが……
またさらに大きくなり、ビクビクしながら袴の前を押し上げてきた。
もう限界だと言うように主張する、ソレ。
思わずぷっと吹き出し、美依に『こちらに向いて下さいますか?』と言って。
今度は正面で向き合い、跨いで座らせ、そしてやんわり願い出た。