〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第62章 狂華-kuruibana-《後編》❀伊達政宗❀
「やっぱり…犯すなら、こっちからだよな」
美依を背中から抱き締め、今精を注いだ蜜口に、そっと指を這わせる。
そこからは、とろとろと蜜と精が混じりあって零れ…
ドロドロにふやけながらも、きゅっきゅっと窄まっていた。
しかし、縛っては尻を突き出すのも無理だし。
どうやって背後から貫くか、と考え……
俺は地についている美依のもう片脚を掴むと、ぐいっと上に持ち上げた。
「きゃっ……!」
美依は両脚を宙に浮かせ。びっくりしたように声を上げるが、それを無視して膝裏に手を宛てる。
そして、再度猛った雄を尻の下に持ってきて、蜜口に宛てがった。
「あー、これならいい、挿せる」
「ちょっと、政宗っ……」
「両脚、大きく開きすぎて恥ずかしいか?羞恥を晒すには丁度いいな」
「……っっ」
「なぁ…俺は最高だろ?家臣なんかより、ずっと」
その存在を解らせるように、先ほどやったように先っぽだけを、ぐりぐりと押し付ける。
一回達したくらいでは収まらない、その欲望は…
すでに天を向き、再度挿せる硬度になっていた。
それもこれも、可愛い美依に欲情してるからだ。
美依にだけこうなって、美依にだけ感じて勃つ。
だから、お前もそうならなきゃ駄目なんだよ。
すると、美依は震えながら唇を噛み……
ぽつぽつと『言い訳』を紡ぎ出す。
「私と、家臣様は、そんなんじゃ……」
「押し倒して、躰熱上げてたくせに言い訳か」
「違っ…話を聞いてよ!私はね……」
「うるさい。お前は俺に抱かれてればいいんだよ、そんなの…俺で上書きしてやる」
────ずぶっ、ずぶずぶずぶ……っっ!!
「ぁっ…ぁあぁぁぁっ……!」
宙に浮いた美依を背後から貫いていく。
その度に枝が軋み、揺れて音を立てた。
言い訳なんか聞きたくない。
見た現実だけが、俺の真実だ。
美依は男と抱き合っていた。
畳に二人で絡み合っていた。
────それが、全てだ
美依の膝を掴む手に力を入れ……
俺は再度加速し、一気に美依を突き挿し律動した。