〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第6章 境界線のジレンマ《後編》❀徳川家康❀
ずっ…ぐちゅんっ…ずずっ……ぐちゅりっ!
「ぁあぁっんっっ…いえ、やすぅ……!」
「気持ちイイ…?もっと、早い方がいい……?」
「はぁっ…ぁあっ…解んないっ……」
「でも、俺に合わせて、美依も腰揺れてるよ?ほら…イイんでしょ、素直になって」
美依の背中に覆いかぶさり、そのまま腰を振る速度を早めていく。
すると、美依の声はさらに甲高く、甘くなって響き渡り……
部屋の空気が色濃く、濃密になっていく。
昼下がりに、情事に溺れる二人の躰。
それは昨日のように、一方的に欲をぶつけるものじゃない。
二人で甘く、トロトロに蕩けて……
お互いの熱に溺れていくような。
そんな幸せの刹那が、ここにはある。
ぐちゅっぐちゅんっぬぷっぬぷぷっぱちゅっ……!
パンパン…ぢゅくっぢゅぷっ……パンパンパン……!
「はぁっ…ぁあっ……美依っ……!」
「家、康ぅ…っんっっぁあぁぁっ…はぁんっ…!」
「すごい、いやらしい声……可愛いよ、すごくっ……ほら、じゅくじゅくに蕩けた音も…すごいっ……」
交わっている部分からは、淫猥な水音が絶え間なく響いて。
そのいやらしい音は、思考回路まで溶かして麻痺させる。
えげつなく、腰を振って振って打ち付けて……
美依の中に吐き出す瞬間を夢見る。
美依だけを愛して、息も出来ない程に。
甘美な蜜時に呑まれ、赤裸々な心が晒されて行く。
「美依っ…出るよ、も…限界……!」
昂りが弾ける叫びを美依に訴えると、美依は褥にしがみついたまま、首を縦に振った。
熱い躰、その白い背中に唇を寄せ、噛みついて。
そして、美依の一番奥底を、ぐりっとえぐった。
「いえ、やすっっ…やぁっ…ぁあぁ──……っっ!」
「…っっちょっと、締めすぎっ…ぁあっ…っっ!!」
びゅくっ!どぴゅどぴゅっ!ごぷり……
瞬間、美依の中がぎゅうっと搾り取られ。
堪えきれなくなって、そのまま白濁を吐き出した。
暴れた高まりから、どくどくと熱い欲望が美依へと注がれ……
流し込む感じが堪らず、緩く腰を動かして美依の腹へと送り込む。