〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第59章 可憐に華、恋せよ乙女《後編》❀明智光秀❀
ちゅぷっちゅぷっ、くちゅっくちゅっ……
「ぁあっ…美依っ…はぁっ……!」
「光秀、さんっ…ぁんっ、熱い……!」
「イイだろう…?俺は、すごくイイ、堪らん……!」
「ぁっあっ!擦れて…んんっ、やっ……!」
俺の動きに合わせて、美依の腰も揺れだす。
それが本当にいやらしく、淫らな腰使いで。
またみっともなく煽られ、さらに腰が動いてしまう。
擦れ合う、熱い雄と雌。
蜜と先走りでぬるぬると滑りが良くて。
脚の圧迫感も堪らない。
まだ美依の中には入った事はないけれど、実際もこんな感じなんだろうなと。
好奇心と期待感で、むずむずと心が疼く。
(美依、お前は最高に気持ちイイ)
次第に頭もぼんやりと蕩け始め。
躰だけが突き抜けるように、感覚が鋭くなる。
触れ合う肌も、汗ばんで。
噎せ返るような匂いと、響く美依の嬌声と。
蜜事真っ只中のその空気は、色濃く鮮やかで。
────もう本当に、堪らなく快感だ
「美依っ…そろそろ、くっ……!」
「出して、光秀、さんっ…ぁっ、いいから…!」
「……っお前、汚れるぞ……?!」
「光秀、さんを…感じたいのっ…はぁっ…熱いのを、欲しい……!」
乱れた着物で喘ぐ美依。
そして、男の欲が欲しいと……
なんていやらしく、可愛らしい娘なのか。
そうして強請られれば、耐えられる筈もなく。
一気に絶頂目指して駆け上がる。
躰も心も一緒に、快楽の極みへ。
「本当に、出るぞっ、もう……!」
「はいっ…大丈夫、来て……!」
「……っく、はぁ…っっ!」
────そして、脳天が炸裂する
全てが弾け飛んで、突き抜けて
美依が起こした、心と躰の陽性反応
美依によって感染した…恋の病というやつか
「……っ美依…………っっ!!」
びゅくっ!どぴゅぅっ!びゅるる……!
吐き出した、俺の欲望。
それは白く、禍々しくて、熱くて……
美依の脚にこびりついて、触れば糸が張った。
美依はそれを見ながら、クスリと笑い。
首だけ振り返って、俺に笑顔を向けた。