〖イケメン戦国〗新章 燃ゆる華恋の乱❀百華繚乱伝❀
第59章 可憐に華、恋せよ乙女《後編》❀明智光秀❀
「……今日は中に挿れるのは止めておくか」
「え……?」
「足を庇っては辛いだろう。何かあったら困るし、お前が足を気にして楽しめないのは嫌だからな」
「あ、そ、そうですよね……」
俺がそう言うと、あからさまにがっかりした様子の美依。
俺だって、本当ならお前を滾った熱で貫きたい。
突き上げて、がんがんに腰を振って……
お前の中に、白濁とした俺を注ぎたい。
だが、挿してしまえば愛撫と違って、優しく出来ない自信があった。
絶対、己の本能に流されるから……
それで美依の足が悪化したら、元も子もない。
だからと言って──……
俺は美依の頭を優しく撫でると、肩に顎を乗せながら、美依に擦り寄るように腰を動かした。
「だがな…このままでは俺も辛い」
「……っっ、光秀さん、当たって……」
「硬いだろう、お前が可愛く乱れるから、こんなに反応している。俺も男だ、感じればこうして勃ってしまう」
美依の尻の割れ目に当たっているそれは、すでに限界まで勃ち上がり、筋張って血管が浮きでるほどだ。
コレを我慢するのは、俺も辛い。
かと言って、美依に無理はさせられない。
ならどうするか。
俺だって、それを考えない訳では無い。
「……っっ!!」
俺が昂りを、するっ…と美依の脚の間に差し入れると、美依はぴくりと躰を震わせた。
そのまま竿を美依の蕩けた蜜口に擦り付ける。
すると、甘美な刺激が躰を巡って……
あまりの気持ち良さに、俺は大きく息をついた。
「ああ、気持ちイイな……」
「光秀、さ……」
「しっかり脚で挟んでいろ、少し脚を曲げて力を入れると楽だぞ」
そう言っているそばから、俺は素早く昂りを抜き挿しし、蜜を竿に絡めていく。
蕩けそうに熱い。
まるで本当に美依の中に入っているような気分になる。
腰も動くし、音だって。
ちゅぷっくちゅっ、くちゅっくちゅっ……
いやらしい水音が耳に届き、さらに高ぶる。
今日はこれでいい、これで充分だ。
そう思って、実際に挿入しているかのように、滑らかに腰が動いていく。